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褒める者は敵

 2020-05-28
NHK「バレエの王子になる!世界最高峰、ロ
シア・バレエ学校の青春」番組の概要は、主
人公の4人の男子生徒にスポットを当てて、
卒業までの彼らの試練を描写、取材してい
る。4人それぞれの特徴を以下に紹介する。
「ミーシャ」身長188㌢、成績トップで非の
打ち所がない。「アロン」身長175㌢、ダン
サーとして不利な低身長だが、ジャンプ力に
秀でていて努力家。母親は日本人。「キリ
ル」身長189㌢、手足が長く恵まれた体型と
才能の持ち主。モデルのバイトも兼ねるほど
ルックスに優れる。精神力に難点あり。「マ
ルコ」成績2番手、バランスの取れたオール
マイティのダンサー。校長の「キリル」に対
する指導が印象的だった。校長は彼に対し
て、今のままでは、絶対にプロとしてやって
いけないと評価する。努力が足りない、執念
が足りないと指摘する。そして卒業を目前に
して、こんな言葉で指導していた。「いい
か、キリル!君を褒める者は敵だと思え!」
彼も自分の足りなさは十分承知していて、校
長の言葉を真摯に受け止めている。彼が、世
界のトップスターになるか、ただの人気者で
終わるかを選択する時が来たとき、前者の道
を選ぶのであれば、校長の言葉を忘れてはな
らないだろう。

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母の日

 2020-05-16
今年の母の日はスイーツを送った。このネッ
ト通販店舗は、小さなカーネーションとメッ
セージカードを付けてくれて、気が利いてい
る。この日ぐらいは母に孝行したい、母を喜
ばせたいという気持ちもあるが、それよりも
母を悲しませたくない、という思いが強い。
いつだったか小説家の瀬戸内寂聴さんが、テ
レビで発言した言葉がとても心に残ってい
る。番組で紹介された寂聴さんの俳句の中に
こんな一句があった。「子を捨てしわれに母
の日喪のごとく」この句について寂聴さんは
微笑しながら「いろんな方から贈り物が届く
けど娘はくれないんですよ、そりゃあそうで
すよね、私が悪いことをしたんだから」とコ
メントした。半ば冗談のように語っていた
が、本当のところは切なくて寂しいのではな
いかという印象を受けた。それは「句」に如
実に表れている。この時、母の日のプレゼン
トだけは忘れないようにしようと心に誓っ
た。母の日が近づくと、スーパーやデパート
など、母が出向く場所は「母の日」という宣
伝文句が嫌でも目に入る。プレゼントを期待
しない方が難しいくらいだと思うから・・・

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カレーとタコパ

 2020-05-12
何年かぶりに、カレーを作った。家内に、こ
んな理由で、せがまれたからだ。「カレーな
ら失敗せんやろ!」確かに、失敗する方が難
しいくらいだ。固形カレールーの箱の裏側に
書いてある通りにすれば、間違いなく美味し
く作れる。だけど、いつものカレーライスで
は芸がなさすぎる。ライスの代わりに「ナ
ン」にすることにした。これもまた簡単だ。
オーブンに入れて、2、3分チンするだけでい
い。晩餐は大盛況だった。特に唯一の創意工
夫である「ナン」が家内にも娘にも好評だっ
た。それで思い出したが数日前、我が家では
「タコパ」なるものを開催した。タコパとは
タコ焼きパーティーの略である。思うに、こ
れほどまでに、会話が弾み、笑顔が溢れ、
120%お腹と心を満たしてくれる家庭料理
が、他にあるだろうか。家庭料理とは言えな
いかもしれないが。そして「タコパ」は当然
の事ながら、材料を買って来て食卓で焼かな
ければ、前述したような盛り上がりは望めな
い。さらに、各家庭ならではの具材のアレン
ジ、各人お好みのオリジナルソースが、いっ
そうパーティーを楽しくする。それもこれ
も、考えてみれば、タコ焼き専用のプレート
があるおかげだ。このような機器を発案製作
した方に、ノーベル賞を差し上げたいくらい
だ。ちなみに、今、巣ごもり消費で、同機器
の販売が増加しているらしい。

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負ける

 2019-07-13
「ひふみん」こと、元棋士の「加藤一二三」
は、棋士史上最多の「負け」記録を持って
いるという。1179敗して、1324勝している。
ちなみに、最多勝記録保持者は、羽生善治の
1435勝だ。その羽生善治が「ひふみん」の
最多「負け」記録について、テレビでこんな
コメントをしていた。
「小細工をしなかった結果だと思う・・・」
「ひふみん」は「棒銀」という戦法を一貫
していた。同じ戦法をつらぬくことは、敵
に研究されつくしてしまうというリスクが
あるという。それでも「ひふみん」は、
まったく恐れることはなかったそうだ。
う〜ん、これはタメになる。
「ひふみん」の本を、早速GET!
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小さい生き方 51

 2018-11-30
先日の「らららクラシック」は、愛の名曲集だった。ベート
ーベンの名曲「エリーゼのために」は、元々「テレーゼのた
めに」という曲名だったという。ベートーベンが、テレーゼ
という名前の女性に、贈ったとされている。もちろん、ベー
トーベンは、その女性を好きだった。ベートーベンは、イメ
ージからは想像つかないが、かなりの、ナンパ師だったよう
だ。しかも、恋の相手は、貴婦人ばかり。彼は音楽を武器
に、相当な数の貴婦人を口説き落としたようだ。番組のゲス
ト解説者として出演していた、ピアニストの清塚信也は、冗
談まじりに「反則技だ」と語っていた。ベートーベンが、そ
の才能を駆使して音楽で酔わせれば、攻略できない女性はい
なかったのかもしれない。たしかに反則技だ。
ところで、実力派のイケメンピアニストで、俳優としても活
躍している清塚信也は、トークのセンスも素晴らしい。音楽
一筋で、頑固職人のような人がいる一方、彼のように、他の
分野に進出する人もいる。どちらも、素晴らしいことで、優
劣はつけられない。ただ、彼を観ていると、ピアニストであ
りながら、俳優をしたり、テレビに出演したりという行動
が、相乗効果をもたらして、彼の魅力をさらに高めているよ
うに感じる。
「魅力」とは、なんだろう。コトバンクによると、人の心を
引きつけて夢中にさせる力、ということだ。男性が自分の魅
力を高めて女性の心をひきつける、というのは、男性にとっ
て永遠のテーマと言えるのではないか。ベートーベンほどの
才能があれば、ほかには何もいらないかもしれない。だけ
ど、私たち普通人は、そうはいかない。私たち普通人は、女
性の心を引きつけるために、どのような「力」を高めていけ
ばいいのだろう。わたしの場合は、三つの力を目標にしてい
る。ひとつ目は「包容力」。笑顔で接すること、怒らないこ
と、話を聴くこと、ゆるすこと、満足すること、感謝の言葉
をかけることだ。ふたつ目は「実行力」。言ったことを実行
すること、マメに小さなプレゼントをすることだ。みっつ目
は「適応力」。明るく生きること、楽しむこと、習慣を変え
ることだ。ああ、でも、ぜんぜん効果がないような気もす
る。やっぱり、ピアノでも習おうかな・・・
思い出せば、むかしむかし、20代始めのころ、真っ暗なバー
のカウンターで、必死に隣の美しい女を口説いている男がい
る。バーで、たまたま隣に座った女だ。男はあらん限りのネ
タを披露して、その美女をなんとかモノにしようとしてい
る。ネタもそろそろ尽きはじめてきたころ、匂い立つような
妖艶な美女は、ハスキーな声で、こう言った。
「あんたっ◯◯◯やろ!」
男は、たじろぎ、さっきまでのテンションは消え失せた。
なっ、なぜ、僕の名前を知っている?。美女はドスのきいた
声で、さらに言った。
「俺やっオレオレ!◯◯◯◯」
男は、うろたえた。飲み過ぎたか、それとも詐欺か?
だが、少し間をおいて、だんだんと真実がわかってきた。
こっ、こいつはっ、もしかして、同級生の、アイツか?。
そしたら、さっきまでの美女は、、、、アイツが美女で美女
がアイツ、、、映画みたいになってきた。そうして、秋の夜
の夢物語はここから始まるのであった・・・おわり。

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小さい生き方 50

 2018-11-23
先日のNHK俳句で一席に選ばれた作品が素晴らしかった。
浮寝鳥
起こさぬように
書を閉じる
なんとも、しんみりと優しさを感じる。そして、その書を閉
じるときの、静かで柔らかな動作が目に浮かぶ。ゆっくり寝
られることの貴重さを、作者自身が身にしみているのかもし
れない。だから、鳥にさえも、ゆっくり寝させてあげたいと
いう気持ちになるのだろう。
だれにも気付かれないかもしれないけど、やさしいこと、そ
ういうことを、日々の生活の中で、していきたい。たとえ
ば、朝、植物に水をあげるとき、小さな声で「おはよう」
「かわいいね」などと声をかけている。そんなことをして
も、植物に何の効力も与えないかもしれない。だけど、自分
の行動とか思考に、いい影響を及ぼすと思っている。
ところで、最近、歳のせいか、笑うことより、泣くことの方
が楽しくなってきている。テレビを観ていても、泣けそうな
シーンを予感した時点で、すでに涙腺がゆるんでいる。番組
の録画も、泣けそうなものを選んでいるような気がする。
「泣ける番組」をググってみた。ランキングが出てきた。
1位「情熱大陸」、2位「世界の果てまでイッテQ!」、
3位「サザエさん」だった。ちなみに私は、1位「ETV特
集」、2位「日曜美術館」、3位「ハートネットTV」だ。
しかし、サザエさんで泣けるという感性は、すごいと思う。
私も毎週観てるけど、泣いたという記憶はない。まあ、でも
「泣こう」と思って観れば、泣けるかも。そういえば「THE
カラオケバトル」も、泣ける。やはり、音楽は「泣きオタ
ク」には欠かせない。
先週のETV特集(アンコール)は、とても、考えさせられる
内容だった。精神科病院大国と呼ばれる日本は、なんと、世
界の病床の二割が集中しているという。しかも、その多くが
長期入院を余儀なくされている。福島の原発事故をきっかけ
に、ようやく退院することができたある男性も、40年近く
入院していた。その男性をテレビで観る限りは、どう見て
も、それほどの入院が必要だとは思えないほど、ちゃんとし
た、紳士だ。そんな人が、もし、原発事故がなかったら、生
涯、福島の精神病院で暮らすことになっていたかもしれない
と思うと、とても心が痛む。しかし、なぜ、そんなことにな
っているのだろう。過去の国策(隔離収容政策)、患者の家
族や病院の事情などが、理由になっていると考えられる。思
うに、家族の負担を最小限にしたうえで、社会に受入先を確
保することが、なによりも入院者を減らすことになるのでは
ないか。無力だが、そういうものに対する支援を、心に留め
ておきたいと思う。
話はかわるが、わたしの休日といえば、まるで寝たきり患者
のごとく、万年床で、テレビ、読書、CDをローテーション
している。そんなわたしを見て家内は、こんな質問を投げか
けてきた。
「ひとつ聞いてもいい?」
「ああ、どうぞ」
「あなたのしたいことは、なにっ?」
う〜ん、、見てのとおりだけど・・・

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小さい生き方 49

 2018-11-16
先日のNHK日曜美術館は「フェルメール」だった。フェルメ
ールは、1600年代のオランダの画家で、その作品は日本人
にとても人気がある。人気の理由は、やはり、美しさと、分
かりやすさだろう。現在残っている作品が35点ほどと、少な
いのも理由の一つだ。フェルメールの作品には、女性に光り
を当てているものが多い。そして、その光りは、スポットラ
イトのような強い光ではなくて、おだやかな自然光だ。フェ
ルメールの人柄も、もしかしたら自然光のような人物だった
のかもしれない。そんなことを想像すると、作品がさらに魅
力的に感じてくる。スペインの有名な画家「ダリ」は、フェ
ルメールをとても高く評価していて、こんな言葉を残してい
る。「アトリエで仕事をしているフェルメールを10分でも観
察できるなら、この右腕を切り落としてもいい」
まあ、わたし、まだ本物の作品を直に観たことないので、チ
ャンスがあれば、観に行きたいと思っている。
「人気画家ランキング」をググってみた。日本人が選んだラ
ンキングは、1位「ゴッホ」、2位「ピカソ」、3位「モ
ネ」、4位「ダヴィンチ」、5位「フェルメール」という結
果だ。わたしの予想では、なんとなく「モネ」「ルノワー
ル」「フェルメール」「ゴッホ」「ピカソ」の順かな、と思
ったのだが、少し違っていた。1位のゴッホ自身、とても日
本が好きだったようだから、相思相愛ということになるかも
しれない。ちなみに私の1位は、やっぱり、フェルメール。
ところで、もう、どこの店もクリスマスムードになってい
る。それにつられて、気分がクリスマスモードになってく
る。プレゼント選びは悩ましいけど、楽しい。このころにな
ると、店のショーウィンドウや、雑誌に目がいく。ネット検
索も活発にするようになる。けれど、結局最終的には、お気
に入りの店で買うことが多い。プレゼントを選ぶポイント
は、相手の心が暖まるということ。ただ、懐事情もあるので
高価なものはさけている。そして、ちょっとしたメッセージ
をそえることにしている。
わたし、マメなことだけが取り柄だ。一度、記念日に、なに
かしたら、たいがい継続する。相手が期待しているかもしれ
ない、という想いもある。対して、うちの家内は、突発的
だ。記念日に何かしてくれたことは、ほとんどない。でも、
ある日、突然に「安売りしてたから買って来た」とか、一緒
にショッピングモールを歩いている最中に、なんの前触れも
なく「これ、似合いそうやね」などと言って、買ってくれた
りする。だから、私は、彼女のその性質を利用して、ある戦
略を遂行している。その戦略とは、私が欲しいと思っている
ものを、彼女の頭にすりこませておくことだ。そうしておい
て、彼女が、ふとしたきっかけで思い出してくれることを祈
りながら待ち続けるという、かなりセコい方法だ。「買って
欲しい」と言わないところが、ミソになる。それを言って却
下されてしまったら、ジ・エンドとなるからだ。
さて「そろそろ、新しいスーツが○○○」と、言いたいとこ
ろだが、やはり「そのスーツ、かなり年季が入ってますね」
と、お客さんから、つっこまれたことにしよう。ほんとにセ
コい・・・
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