決算書対策

 2009-10-31
銀行から高評価を受けるためには
決算書対策が最も重要



企業は、既に融資を受けている銀行や
新たな金融機関から融資を受ける際には
決算書を提出します。

銀行は受け取った決算書により
企業を格付け評価しています。

原則として、その格付け評価により
次の決算書が出るまでの1年間の
融資方針が決められます。

ですから、企業にとっては、銀行との
融資取引を有利に行なっていくために
決算書の内容は、大変重要なものです。

では、どのような決算書対策があるのでしょう。
さまざまな対策はありますが、その1つを
紹介します。

損益計算書の「税引前当期純利益」が多いほど
良いことは言うまでもありません。

ただし、「税引前当期純利益」が多くなると
税金が多くかかるというジレンマがあります。

しかし、損益計算書の「税引前当期純利益」は
変えずとも、科目の見直しによって、「営業利益」や
「売上総利益」を大きくすることは可能です。

「営業利益」や「売上総利益」を大きくすることは
格付け評価を高めることにつながるのです。

「営業外収益」の中に、「売上高」に該当するもの
がないか、「販売費・一般管理費」の中に

「営業外費用」や「特別損失」に該当するものが
ないか見直してみましょう。

「税引前当期純利益」が同じであれば
税金は変わりません。


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貸し渋り事例集

 2009-10-24
モラトリアム法案による金融機関の
努力義務の判断基準



元金融庁幹部らの作った「貸し渋り・貸しはがし事例集」
なるものが、金融機関が中小企業の返済猶予

行なうさいの判断基準となる可能性がある
という報道がありました。

どのようなケースが貸し渋りになるのか
というのは非常にあいまいです。

その指針となるものが必要だという
ことでしょう。

報道に出ていた、貸し渋り事例では

「製造業者が機械の劣化のため買換え資金の
融資を申し込んだところ、景気悪化の受注減を
理由に融資を断るケース」

逆に、貸し渋りにならないケースとしては

「売上不振の企業が資金繰りのため融資を
申し込んだが、赤字、債務超過、担保不足の
ため、断った。」

というケースが掲載されていました。

このような事例では、実際の場面では、大雑把
すぎて判断はしにくいと思われます。

もっとも大事なのは、将来的なところではないかと
考えます。

将来的な事業継続の可能性を評価する判断基準が
なによりも整備されるべきでしょう。

また、中小企業庁からは

「貸付条件変更を促進するための
信用保証制度の活用について」

という指針が公表されています。

これは、銀行等の民間金融機関から
プロパー融資のみの借入をしている
企業について

信用保証協会が一部保証をすることにより
貸付条件の変更(すなわち返済の猶予)を

民間金融機関が行ないやすくするという
制度が整備されるというものです。
 
ここでの、プロパー融資は、公的融資を含まない
というものであるため、中小企業に関しては

日本政策金融公庫や信用保証協会を通じた
融資を受けていない企業ということになります。

中小企業においては、このような企業は
実際、非常に少ないのが現実だと
考えられます。

この制度も、非常に使いにくい制度と
なるのかも分かりません。


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銀行を選ぶ

 2009-10-17
体力のある銀行と
付き合っておく



来月、11月には銀行の中間決算が公表
されます。

その公表を待たずして、群馬県の東和銀行は
公的資金注入を検討しているようです。

東和銀行は、不良債権の処理損失が膨らんで
いるようです。

最近増加している地方零細企業の倒産が
地方銀行の不良債権の増加を加速させている
ことが予想されます。

東和銀行以外にも、公的資金注入の申請を
行なう地方銀行は出てくると考えられます。

中小企業にとって、円滑に資金調達を行なって
いくためには、財務体質の強い銀行と付き合って
おく必要があります。

メインバンクのみの1行取引で、そのメインバンクが
体力のない銀行であった場合に、突然、融資方針が

消極的になれば、資金繰りに支障をきたすことに
なりかねないからです。

今後、取引銀行を選択する中小企業は、11月に公表
される銀行の中間決算において、「自己資本比率」の

高い銀行、また、「不良債権比率」の低い銀行を
選択するべきでしょう。


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借入枠の把握

 2009-10-10
借入枠にはさまざまな
ものがあります。



自社の借入枠を知っておくことは
有用です。

しかし、「枠」といってもさまざまな
種類があります。

分かりやすいのは、「当座貸越の限度枠」
「手形割引の限度枠」ですね。

これらは、ほとんどの経営者や財務担当者は
把握している場合が多いでしょう。

しかし、次のようなものも把握しておくべき
でしょう。


手形貸付の融資枠」

 経常運転資金の枠と言えますね。自社の経常運転資金
 (受取手形+売掛金+在庫-支払手形-買掛金)を
 把握しておきましょう。


不動産担保余力による融資枠」

 不動産の時価が借入金を上回っている場合は
 その余剰部分の範囲で、融資枠がある場合が
 あります。


「信用保証協会の保証枠」

 信用保証協会の保証枠があれば、銀行等からの
 融資を受ける可能性が高いです。

 保証協会は、企業ごとに、信用力などに応じて
 保証枠を決めています。


また、銀行は、企業の決算書を受け取ったさいには
その企業に対する「格付け」を行なっています。

「格付け」は、次の決算書が出るまでの間の融資方針
に、大きく影響します。

決算書を提出したさいには、「格付け」を聞いておくことも
有用なことです。


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金利動向

 2009-10-03
銀行の貸出金利は平均的に
上昇傾向はなし



銀行員ドットコムの新規貸出金利(短期)の
2009年1月~7月の推移を見てみると
それぞれ、次のとおりです。

第一地銀で、おおむね
 1.9%~2.1%の範囲内

第二地銀で、おおむね
 1.9%~2.2%の範囲内

信用金庫で、おおむね
 2.3%~2.6%の範囲内

市場金利も、長期金利の指標である
10年物国債金利、10月2日付、1.25%

短期金利の指標となる、TIBOR360日ベース
同日、0.53%と、双方とも低い水準です。

企業融資に対する貸出金利は、企業業績や
銀行間の貸出競争など、市場の相場とは相違する
決定要素もある。

しかし、銀行からの格付けが正常先である企業が
1年以内の短期融資を受けるさいには

上記の銀行ごとの平均水準が1つの目安となる。

この場合に、保証協会付融資とプロパー融資
とでは比較対象が違ってきます。

中小企業が、1年以内の短期借入をする場合
それぞれ、次のように目安とすればよいと思います。

保証協会付融資の場合、金利の他に、別途、保証料
がかかるので、保証料率も含めて、上記の第一地銀の
平均金利を若干超えるくらいであれば、上々と言えるでしょう。

プロパー融資の場合、無担保で上記の第一地銀の
平均金利を若干超えるくらいであれば、上々と言えるでしょう。


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