資金繰り状況の原因を把握する

 2010-03-25
経常収支を把握することによって
資金繰りの状況が分かります



経常収支は以下のように算出します。


 経常収入-経常支出=経常収支


経常収入の中身は

 売上高、売上債権の増減、営業外収益、前受金の増減


経常支出の中身は

 売上原価、販売費・一般管理費、営業外費用

 仕入債務の増減、未払金・未払費用の増減

 その他流動負債の増減(借入金・法人税等は除く)
 
 棚卸資産の増減、その他流動資産の増減


上記の内容で、特に大事なのは、「売上債権の増減」
と「仕入債務の増減」です。

「売上債権の増加」は、経常収入のマイナス項目となります。
「売上債権の減少」は経常収入のプラス項目となります。

「仕入債務の増加」は経常支出のマイナス項目となります。
「仕入債務の減少」は経常支出のプラス項目となります。

ようするに、売掛金や受取手形が増えていれば、その分
資金繰りは厳しくなり、支払手形や買掛金が減少していれば
同様に資金繰りが厳しくなります。

しかし、このような場合でも、売上が増えているのなら
問題はありません。

それを分析する方法として、「売上債権回転率」と「仕入債務回転率」
があります。

「売上債権回転率」

  売上債権÷月商

  売掛金や受取手形が月商の何ヶ月分あるかということです。

  この月数を過去のものと比較して、売上債権の回収サイトや
  回収状況を意識することが大事です。

「仕入債務回転率」

  仕入債務÷月商

  支払手形や買掛金が月商の何ヶ月分あるかということです。

  これも過去のものと比較して、支払サイトの状況を意識
  することが大事です。

上記の2指標は、売上債権や仕入債務が月商の増加に比例して
増えているのであれば、あまり変動しません。

しかし、「売上債権回転率」が大幅に増加している場合や
「仕入債務回転率」が大幅に減少している場合は

資金繰りの悪化につながりますから
その原因を調査するべきですね。


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