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金融機関の時価会計凍結

 2008-10-25
金融危機・株価下落・倒産増加による

地域金融機関のダメージは

相当なものです。



先日、新聞記事にて金融機関の時価会計を

一部凍結する方向へと掲載されていました。


これにより、金融機関のダメージを軽減し

財務内容の悪化を防止するという趣旨です。


ご存知の方も多いと思いますが、これが

どういうことか簡単に説明します。


・そもそも当該時価会計とは、金融機関が

 資金運用目的で所有する株式や債券など

 の有価証券を、決算期時点の時価で

 決算の数値に計上することです。


 ですから、例えば1億円で購入した株式の

 決算日の市場価格が8千万であれば

 銀行等のBSには8千万円で計上され

 PLには2千万円の損失が計上されます。


・上記のような時価会計をしないということは

 2千万円の損失の計上をしなくて済むという

 ことになります。


・損失を計上しないで済むので利益が出しやすく

 なり、金融機関の財務内容の悪化を防ぐ

 ことになるわけです。


しかし、このように時価会計の凍結によって

所有有価証券の損失を計上することは防ぐ

ことができたとしても、地方銀行などは

企業倒産の増加による不良債権の拡大により

その損失の計上も大きなものとなりそうです。


特に、昨今の不動産デベロッパーの倒産は

予期せぬ黒字倒産が多いことから損失の計上

は多大なものとなる可能性が高いでしょう。


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