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小さい生き方 8

 2018-03-02
先日、26回目の結婚記念日だった。
いや、正確に言うと「結婚した日」
を除けば25回目ということになるの
かも知れない。家内がしきりに
「25回目やね」と言っているのを
聞きながら私の心の中では「26だろ」
と思いつつも今考えてみると「25」で
合っているのだろう。まあ、そんな
ことはどうでもいい。
当日は何処かに出掛けたわけでも
なくて自宅でいつもの夕食。
ちなみに記念日を覚えているのは
いつも私だけで家内はお約束のように
忘れていて、その性格を羨ましく
思ったりしている。結婚記念日には
たいがい何か買って帰るように
しているのだが、今回はなんとなく
二つ買ったので、あることを試みた。
一つ一つ小出しにして家内がいつ
記念日に気がつくか試してみようと。
二つのうちのひとつは
「クローバーの鉢植」
クローバーは、なんとなく幸せの
イメージがある。
後日「クローバー」の花言葉を
ググってみると「私を思って」
や「復讐」という言葉があって
幸せとは逆のイメージもあることが
分かった。まあ、家内がそこまで
知っているはずはないし、調べる
などというめんどくさいことは
する訳もない。
もう一つは「金のスプーン」。
と言っても一本400円の安物だけど
これでシチューでも食せばなんとなく
テンションが上がる気がする。
そして記念日当日、まずは帰宅と
同時に「クローバーの鉢植」を差し出した。
案の定、まったく気づく気配はない。
買ってきた理由を聞いてもくれない。
「可愛いね」の一言でおわり。しかも
どちらかと言えばちょっとオシャレな
「鉢」の方を褒めていた。
それから食事をしながらタイミングを
見計らい「金のスプーン」を差し出す。
もちろん、まだ結婚記念日のことは言わない。
家内は手に取るや否や
「綺麗やね私の好きな金色や、どうしたん?」
ここでやっと異変に気付いたようだが
この時点で我慢できなくなってしまい
とうとうヒントを与えてしまった。
「今日は・・・何の日かな・・」
「ああそうか、結婚記念日や」
やっと出て来たその言葉が。所要時間
1時間半、まあこれで出なかったら
専門医の診断を勧めることになって
いたかも知れない。
そして、この後は冒頭にも話したように
「25回」を連発する家内にちょっとだけ
不満を感じながらも、まあまあ楽しく
記念日の夜は更けていった。

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