小さい生き方 14

 2018-03-25
三越に行ったら必ず立ち寄るのが美術画廊。ここは
買い物ついでにちょっと時間潰しするのにちょうど
いい広さだ。展示作品も毎回違うので飽きない。
鑑賞していると高い確率で関係者の方が声をかけて
くれる。もちろん販売目的だろうけど、作品や作者
のことをとても魅力的に話してくれて、実はそれを
聞くのも楽しみのひとつだ。知識が上書きされる気
がする。聞けば聞くほど購入意欲を掻き立てられる
が、私の小遣いで手を出せる金額ではない。だから
いつも「冷やかし客」になってしまう。まあ、忙し
いときには私なんかに声はかけないだろうから許し
てもらうことにする。
美術館と違って作品に値段が付いているところが面
白くて「なんでこれがこんなに高いの」と思った時
には、その理由を考えてみる。ただ私のレベルでは
毎回、結論が出ることはない。
話は変わるが、私、家内の買い物に付き合うのが、
わりと好きだ。なぜかというと、家内の行動や嗜好
を観察するのも好きだし、お店や商品、店員のサー
ビスを観るのも楽しいからだ。そして、そこで感じ
たことを誰かと話すのも楽しい。買い物に出掛ける
という行動には、通販には無い価値があると考えて
いて、それは、実物を見る視覚的なもの、匂いや音
を感じること、そして、一番価値が高いと思ってい
るのが、コミュニケーションやマーケティングの能
力が付加されるということだ。だから、仮に通販の
方が価格が安くてもお得だとは思わないし、交通費
がかかっても出掛ける価値があると考えている。
能力を付加しようと思うのであれば、それを意識す
る必要がある。家内の行動を観るのは女性の心理を
掴みたいという意図があるし、なるべく店員さんに
話しかけようとするのは、専門知識を聞くことが出
来るかも知れないし、好感を持たれる話し方を練習
することになるからだ。
考える訓練にもなる。これはマーケティングと言え
るのかどうか分からないが、最近思うことに、コン
ビニのスタッフは、とても外国人が多くなっている
のに対して、スタバやタリーズに外国人は少ないし
後者は、スタッフの定着率も高いのではないかと思
える。また、後者のスタッフの方が「生き生き」と
働いている。この違いは、なんだろう。おそらく時
給はさほど変わらないはずなので、何か他の理由が
あるはずだ。それはイメージ的なものだけではなく
もっと深い、経営力に起因するものがあると思われ
る。それを考えることが、能力を高めることになる
し、誰かと話すときのネタにもなる。
人材確保が困難な昨今、社会の役に立つ能力が付加
されれば幸いだ。

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