小さい生き方 19

 2018-04-24
筋金入りの「インドア派」の私の休日は、予定がなけれ
ば家に引きこもり、もっぱら読書、テレビ、それから掃
除だ。日曜日の朝のテレビ番組に「ボクらの時代」とい
うのがある。仲の良い有名人3人が、気軽におしゃべり
する番組だ。先日の出演者は、なんと、「浅田真央」
「鈴木明子」「村上佳菜子」という、超豪華な顔ぶれ。
もちろん、スケートの話しもたくさんあったが、結婚観
などプライベートな話題もあった。出演者が女性だけの
ケースは、男性にとって未知の世界といえる「女子会」
を覗いているようで、興味が二倍になる。それもあっ
て、今回の感激は、いつもの三倍以上。たった30分だけ
ど、まるで映画でも観ているかのような、笑いあり、感
動ありのトークタイムだった。存在だけでも魅力十分の
彼女たちのおしゃべりは、明るく、楽しく、30分間のほ
とんどは笑いだったが、最後のスケートの話題で、三人
とも「涙」になって、観ているこちらも貰い泣きしてし
まうほどに感動の結末になった。
思うに「女子会」というのは、いつもこんな感じで、そ
れぞれの人生劇場を笑ったり泣いたりしながら言い合う
場が繰り広げられているのだろうか。男同士では、相当
な量のアルコールが入らない限り、ありえないことだ。
男性の女子会に対する批評は、とにかく「長い」という
意見が多いと思われる。けれど、気心の知れた同士が、
笑いあり感動ありで、お互いの近況や生き様を語り合う
のであれば、長くなるのも理解できる。男性が、女子会
に交ざって同じように盛り上がれるとは思えないが、女
性の人生や女性の会話センスを研究して会話に挑めば、
楽しく時間を過ごすことができるかも知れない。
女性の会話センスの中で、男性と圧倒的に違うところと
言えば、女性は会話しながら複数のことを同時に考える
ことが出来る、言い方を変えれば、会話の視点が男性よ
りも、かなり広いということがいえるのではないか。会
話に限らず、女性は男性よりも視線や思考の範囲が広
い。我が家の一例を挙げると、家内と会話しながらショ
ッピングモールを歩いていると、いつも何の前触れもな
く会話が中断する。ふと隣を見ると、一緒に歩いていた
はずの彼女の姿が見えない。「とうとう逃げたか」と思
いきや、後方から彼女の声が聞こえてくる。「これ、カ
ワイイ!」いつの間にか店の商品を手にとって、一人で
盛り上がっている。この行動は私にとって理解の範疇を
超えている。第一に、なぜ、前方に向かって歩行しなが
ら、真横の小さな商品が見えるのか。そして、なぜ、会
話している最中なのに、商品の「可愛さ」に思考を移動
させることが出来るのか。しかも、歩きながら喋ってい
るのは常に彼女の方だ。これは、男性にはマネすること
のできない、神が女性のみに与えた特殊能力だと思う。

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