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小さい生き方 22

 2018-05-15
ワインの「選び方」「楽しみ方」が、少しづつ分かりか
けてきた気がしている。先日、デパートで「訳ありワイ
ン」のセールが行われていた。ラベルが損傷しているも
のなどを値引きして販売している。無造作にたくさん並
べられたワインは、赤と白に分類されているだけで、一
万円のワインの隣に千円のワインも置いてある。そし
て、ぶどうの種類や味の説明などを書いたポップは付け
られていないから、選びにくい。けれど、いいワインを
安く買えるチャンスを逃したくない。しかし、価格だけ
を見て、やみくもに選ぶのでは芸がない。そうは言って
も、初心者の私は、ワインボトルのラベルを見ただけで
は、味の判断はつかない。さて、どうしよう。考えた
末、思いついたのは「ブルゴーニュ」か「ボルドー」な
ら外れないだろうということだ。そして、これらは、ラ
ベルにちゃんと書いてある。
とりあえず、ブルゴーニュ「BOURGOGNE」を探してみ
た。「一本あった!」だが、ボトルの裏に目を凝らす
と、9800円の値札が貼られている。即座に、丁重に、
元の位置へお戻しする。
次は、ボルドー「BORDEAUX」を探してみる。「あ
る、ある、これにしよう。」千円台のものを二本購入し
た。家で味わってみると、二本とも「当たり」だった。
それから、ワインの楽しみ方のうち、最も重要で、最後
に行き着くところは「会話」だと思っている。ワインは
種類も多いし外国語なので、分かりにくい。だからこ
そ、勉強するし、人に尋ねる機会が多くなる。勉強して
覚えたら誰かと話したくなる。味や香りの表現も複雑
だ。味は「果実味」「渋味」「酸味」の三種類があっ
て、それぞれを強い、弱いなどと表現する。香りにいた
っては「花の香り」「土の香り」「苺の香り」等々、そ
れこそ無限にある。挙げるとキリがないが「ワインの
色」「グラスの選び方」「飲み方」「料理とのマリアー
ジュ」「素敵なお店」「ワイナリー」など、いくらでも
会話のネタがある。そして、深めて行けば行くほど、仲
間が増えれば増えるほど、会話の機会が多くなる。ワイ
ン会などはワインという共通のテーマがあるから、普通
の飲み会よりも会話が弾むし、知らない人同士でも話し
やすい。こうしてみるとワインは、音楽などと同じ趣味
の領域に近いと言えるのではないか。
ワインは、ウィスキーやブランデーと違って、食事を引
き立てるのも魅力的なところだ。料理に合わせてワイン
を考えるのも楽しいし、ワインに合わせて料理や、チー
ズ等のおつまみを考えるのも楽しい。私たち夫婦も、ワ
インのおかげで夕食の楽しさが二倍になった。二人で選
んで買って来たワインを飲みながら「これは渋味が強い
ね」「今日の料理に合うね」などと会話すれば、話題が
なくなることはない。そして、ワインがあると、料理と
ワインをゆっくり、あじわいながら食べるので、食事の
時間が長くなる。それは、人生の楽しい時間を増やすこ
とになって、心の栄養補給にもなっている。

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