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小さい生き方 27

 2018-06-22
水に浮かぶ一輪挿しを買ってきた。ベランダのプランタ
ーに咲いている花を挿してグラスに浮かべた。食卓に置
くと、食事の雰囲気がちょっとだけ豪華になる。ちょっ
とだけ涼しく感じる。グラスに浮かんだ花を眺めている
と、風が吹いたら揺ら揺ら優雅に漂う。だけど、グラス
の中は狭くて窮屈そうだ。もっと、伸び伸び泳がせてあ
げたい。そう思ったらいてもたってもいられず、リサイ
クルショップに向かい、適当なガラスの器を買って来
た。これは、たぶん素麺を食べる器だ。早速、一輪挿し
を浮かべ息を吹きかけると、くるくる周りながら水面を
浮遊して、すごく可愛い。ただ、今度は広くなったぶ
ん、一つだけでは寂しい感じがする。もう一つ、一輪挿
しを浮かべたくなった。二つの花がくるくる泳ぐ愛らし
い光景を想像したら、もう我慢できない。だけど、この
一輪挿しは、海を渡った広島で買って来たものだから、
今すぐ買いに走る訳にはいかない。こういう時に便利な
のはネット通販。「あった!」迷わず購入、こういうの
を衝動買いというのだろうか。衝動買いを検索してみる
と「買う予定はないのに、商品を見ているうちに欲しく
なって買うこと」とあるから、少し違うのかもしれな
い。あえて言うと興奮買いだろう。
さて、こんな私を見て、家内はこう言った。「とうとう
花鳥風月に入ったね。」「どういうこと?」と尋ねる
と、家内いわく、最初は「花」を愛で、それから「鳥」
の声に喜ぶ。そして「風」の心地良さに幸せを感じ、最
後は「月」を眺めて感嘆することだという。ようするに
老人街道まっしぐらだということだ。なるほど。だけ
ど、私に言わせると、これは花の有効活用をしているつ
もりだ。せっかく綺麗に咲いた花が、ただ、枯れていく
のは可哀想ではないか。だから、枯れる前に活躍の場を
設けてあげているのだ。
話は変わるが、最近は人生百年時代といわれている。人
生の後半、自分の活躍する場も考えないといけない。枯
れない人生をつくっていかないといけない。そのために
今しなければいけないことは、ひたすら自分の魅力を高
めることだと思っている。具体的にどんなことで活躍す
るかは、後から考えればいい。金メダルやノーベル賞を
狙う訳ではないから、あせることはないと自分に言い聞
かせている。では、魅力とは何だろう。色んな要素があ
るし、人によって違いもあるだろう。ただ、ここで一つ
取り上げたいのは、自己アピールしない人だ。言い方を
変えれば「プレゼン」しなくても魅力的な人だ。ルック
スのことを言っているのではない。ルックスも魅力の一
つではあるが、初対面で名刺を出さなくても、自分のこ
とを話さなくても、内面の魅力が伝わって来るような人
のことだ。有名な話に「木鶏」というのがある。「もっ
けい」と読む。この話を一言でいうと、最高の状態は、
木で出来た鶏のように、静かに平然としているというこ
とだ。
ところで、最近「枯れ専女子」というのが増えているら
しい。50代以上の男性を好む30代以下の女子のこと
だ。枯れるのも悪くないかも知れない。

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