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小さい生き方 43

 2018-10-05
ここ数年、誕生日が来るたびに思っている。そろそろ人生終
盤、自分の使命を考えないといけない。その一つが、看取
り、介護というテーマだ。親も自分も含めて方針を想定して
おきたい。この本は、とても参考になった。「私が誰かわか
りますか」著者、谷川直子。著者の体験にもとづく看取り、
介護が、小説仕立てで書かれている。読み物としても面白い
し、知識も深まる。この本のなかでは「長男の嫁」というの
が、とても大きなキーワードになっている。小説の主人公も
長男の嫁だ。そして、私も長男。だが、家内に自分の親の介
護をしてもらおうとは思っていない。家内が、家内の実家の
親を介護したいと言えば、心良く送り出すつもりでいる。介
護の問題は家族で解決すべきだということであれば、まず、
家族を定義する必要がある。正直に言って、私は家内の親兄
弟を家族とは思えない。みんな好きなのだけど、やはり、親
族としか思えない。私にとっての家族は、家内、娘、親、兄
弟だ。家内もおそらくそうだろう。それが、介護にたいする
考え方の基礎になっている。そして、つぎは自分だ。自分
は、ともかく、介護にならないように予防する、それだけ
だ。なってしまったら、もう任せるしかない。どうにでもし
てくれればいい。一つだけ言わせてもらえば、明るくて、よ
く喋る女性の介護士さんがいる施設に入れてほしい。
後半の人生、使命をイメージしておくことで、生きかたの基
本的な指針が明確になると思う。私の場合、まず、第一は、
配偶者を幸せにすること。第二に、好きな人たちを喜ばせる
こと。第三は、自分より弱い人を助けること。そして、すべ
てにたいして、共通するのは、楽しくやること。楽しみなが
らするためには、知識が必要だと思っている。知識がない
と、思考の範囲がせまくなって、いつまでも同じ位置から出
られないし、新しい行動にむすびつかない。ただ、知識なら
何でもいいということではない。使命があって、そのために
学ぶことが、行動と成果につながり、相手の喜びや感動が生
まれる。そのプロセスはとても楽しい。
思い出せば、先日、家で読書していたら、突然「パン!パ
ン!」と、銃声が聞こえてきた。とうとう、戦争が始まった
か!。慌てふためき、状況を把握しようとした。家内の部屋
からは「ギャハッハッ」と大きな笑い声が聞こえる。誰かと
電話しているようだ。台所を覗いてみると、なんと、鍋の中
で、玉子がおそろしいことになっているではないか。私の推
理では、これは、ゆで玉子を仕掛けたまま、完全に忘却した
にちがいない、すなわち、北朝鮮の攻撃ではない(笑い声は
さらに大きさを増している)。ようやく電話を終えた家内
は、状況を確認するやいなや「わー、忘れちょったー、どう
して止めてくれんかった!」なぜか逆ギレ。(いや、ゆで玉
子してることなんか知らんし)「でも、なんとか食べれそう
や」うって変わって家内はご機嫌になる・・・・かくしてわ
が家は平和な日常を取り戻したのであった。

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