リスク・ウェイト特例について
2009-03-30
創業5年以内の企業は創業関連保証制度で融資を
創業時や創業間もない企業はなかなか
銀行借入はむずかしいですよね。
だいたい、最初は国金(日本政策金融公庫)から借入
していますね。
でも、運転資金の必要な卸売業さんなんかは、なかなか
国金からの借入だけでは足りないことも多いですね。
銀行から借りたいけれども、業暦が浅く規模も小さければ
敷居が高いですね。
そして、最初はどうしても保証協会融資になりますね。
保証協会融資は、ここのところ「緊急保証制度」が流行です。
緊急保証制度は、国が100%リスク負担をしてくれるため
銀行も融資が出しやすいですね。
また、100%のリスク負担に加えて、緊急保証制度に
関しては、リスク・ウェイトが0%となりましたから、さらに
銀行にとって、有利な制度ですね。
リスク・ウェイト0%ということは、銀行が自己資本比率を
算定する上で、大変有利になるのです。
銀行は、一定の自己資本比率を維持しないと融資が出来なく
なってくるしくみになっているのです。
でも、創業時の企業や創業間もない企業は売上が伸びている
場合が多いから、緊急保証制度が受けられない場合が多いでしょうね。
特に、卸売業だったら、売上が伸びてくるほど運転資金が必要に
なってきますね。
そこで、注目すべき、保証協会の制度が「創業関連保証制度」
なのです。
創業関連保証制度は1000万円程度しか融資が受けられませんが
緊急保証制度同様、100%保証であり、リスク・ウェイト0%で
あるため、銀行が融資を出しやすいですね。
創業間もない小規模企業にとっては、1000万円の運転資金は
十分な金額ではないでしょうか。
国金だと恐らく運転資金だと無担保では300~500万円くらいしか
出ないでしょうから。
創業関連保証制度と国金の両方を活用すれば、創業時の運転資金は
バッチリかも知れませんね。
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