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中小企業金融対策がさらに拡充

 2009-05-23
緊急保証の枠が20兆円から30兆円に
セーフティ貸付は10兆円から17兆円に



銀行を通じて保証協会付の融資を受ける緊急保証融資が
拡大されるとともに、1企業に対する無担保での保証枠
8千万円を超える無担保保証にも応じるという内容です。

これについては、私の実務的な感覚からすると、そもそも
無担保で、8千万円の保証が得られる企業は、相当に
優良な企業です。

要するに、決算書の内容が良い企業です。
このような企業に対しては、本来、銀行が保証協会など
使わずに、プロパーで融資すべきです。


ただし、最近の金融危機により、1年前までは優良企業であった
企業が、売上が半分以下になるなどによって、急激に資金繰り
が悪化している場合があります。

このような企業に対しては、銀行のプロパー融資だけでは
足りない資金を補填するために、保証協会融資も使うという
ケースは意義あることでしょう。

しかし、上記のケースに該当しない、全体の大部分を占める
小規模中小企業にとっては、無担保保証枠の拡大は
あまり、メリットはないかもしれません。


次に、セーフティ貸付の拡大がされています。

セーフティ貸付とは、日本政策金融公庫や商工中金による
業績が悪化した中小企業への融資です。

むしろ、前述の小規模中小企業は、日本政策金融公庫の国民生活事業
(旧国金)を活用すべきでしょう。

業暦がそこそこあり(国民生活事業での借入実績があればなお良い)
売上、利益、利益率のいずれかが前年対比で下がっていれば
セーフティ融資を受けられる可能性が非常に高いです。


国民生活事業のセーフティ融資は、金利が通常の基準利率から
0.3%差引かれ、第3者保証人を付けることが出来なくても
上乗せ金利がありません。

要するに、基準利率から、0.3%マイナスした金利で借りられます。

また、すでに国民生活事業からの借入が多額にあるため、追加の融資
が受けられない場合は、既存の借入の返済猶予に応じてくれる
可能性が高いです。

返済猶予が受けられれば、資金繰りがいくらかは、改善されるでしょう。


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