経常運転資金を把握する

 2009-09-19
所用経常運転資金を知ることで
短期借入の枠を把握する



製造業や卸売業は、材料・商品の仕入資金が
売上金としての現預金で回収されるまでに

時間を要すことから、そのタイムラグを埋めるための
運転資金の借入が必要になる場合が多いのです。

この運転資金のことを、「経常運転資金」といいます。

「経常運転資金」の金額は、企業の貸借対照表から
次のように求めます。

「受取手形+売掛金+在庫」-「支払手形+買掛金」

このようにして求めた、「経常運転資金」は企業経営に
常に必要な資金として、金融機関の考え方では
企業に対して貸出することのできる金額なのです。

すでに相当な短期借入がある場合や、赤字の場合以外は
上記により算定された経常運転資金の範囲内で
融資を受けれる可能性が高いでしょう。

そして、上記の算式により求めた「経常運転資金」は
その金額が減らない限り、融資の資金使途として
成り立ちます。

また、売上の増加等の理由により、「経常運転資金」
が増加した場合には、さらに増加運転資金として
新たな資金使途が発生することになります。

このような運転資金に対して、銀行は、期日一括返済の
手形貸付によって融資する場合が多いです。

貸付期間はおおむね半年程度でしょう。

融資を受ける企業は、「経常運転資金」を把握しておく
ことで、短期借入の融資枠の目安になります。

これを把握した上で、短期借入により、低い金利で
資金調達することがポイントです。

「経常運転資金」が存在する限り、融資の資金使途と
して成り立つのですから、赤字企業でない限りは

低い金利で短期借入を繰り返す方が、調達コストを
抑えることができます。

また、半年程度の短期借入を繰り返し返済し
返済実績を付けながら、複数のBKと取引すること

によって、BK間の競争原理を働かせれば
さらに、低い金利交渉が可能なのです。


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