FC2ブログ

流動資産について②

 2012-09-18
おはようございます。

台風でしたが、高松はぜんぜん大丈夫でしたね。
香川は災害が少なく、いいところです。

さて、今日は、「決算書の見方」シリーズです。

前回に引き続き、流動資産の各項目について
お話します。

流動資産の項目には、1年以内に現金化、もしくは
費用化するものが記載されていると

前回、お話しましたが、では、費用化するものには
どんな項目があるのでしょう。

中小企業の決算書でよく出てくるのが
「前払費用」です。

「前払費用」の中でもよく出てくるのが

信用保証協会の保証料ですね。

この保証料は、信用保証協会を通して
銀行から借入する際に支払うものです。

その保証料の支払額は、長期の借入であれば

その借入期間に対応する金額を
支払っているのです。

例えば、借入期間が5年であれば
5年分の保証料を借入時に一括して

支払っているのです。(実際は支払っていると
いうより、借入金から差し引かれています)

ですから、そのうちの「前払部分」

仮に、当期の最初の月に
借入したのであれば

4年分が前払部分となって

50万円の保証料であれば

40万円が「前払費用」として
貸借対照表に記載されるのです。

ちなみに、本来、厳密に会計処理する場合

さらに、40万円のうち、10万円が
流動資産の前払費用

30万円が固定資産の長期前払費用
となるのですが

中小企業の場合は、前払費用か長期前払費用の
どちらかに記載されているケースが多いです。

本来、「保証料」というものは「支払利息」と
類似した性質のものであり

費用として損益計算書に記載されるべき
ものです。

ですが、損益計算書の基本的な考え方
として

当期に生じた費用

を記載することとなっているため

その考え方に従えば

上記の例のケースの
将来4年分、40万円については

翌期以降の費用と考えられるため

50万円の支払いのうち、10万円のみが
損益計算書に記載され

残りの40万円は貸借対照表に記載される
こととなるのです。

このような考え方が、「前払費用」
というものです。

次回も、流動資産のその他の項目について
お話したいと思います。


経営者、起業予定者、後継者、経営幹部
のための経営実践勉強会


 参加者募集中!!
http://sanwasakamoto.blog119.fc2.com/blog-category-15.html





スポンサーサイト



カテゴリ :決算書の見方 トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫