法人税率
2012-09-20
おはようございます。今朝は少し曇り空ですが
涼しくて気持ち良いです。
さて、今日は、会社にかかる法人税等の
お話です。
決算書を観たときに
法人税等がいくらかかって
いるのだろう?
と思ったときは
損益計算書の一番下の方の
「法人税等」もしくは
「法人税及び住民税、事業税」
という項目の金額を見てください。
その法人税等が、利益に対して
どのぐらいの割合でかかって
いるの?
と思ったら
上記の「法人税等」の金額を
これも損益計算書の下の方の
「税引前当期利益」の金額
で割ってください。
その割合が、法人税率です。
専門的なことを言えば
法人税申告書の別表四の
所得金額で割るという考え方もあります。
ただし、この方法は無視しても
よいです。
話は戻りますが
法人税率は、中小企業の場合は
おおむね、25%~40%の間ぐらい
です。
利益の金額が大きいほど
法人税率も若干、上がります。
これは、なぜかというと
中小企業の特例として
年間800万円以下の利益部分に
対しては
低い税率となっているからです。
ですから、年間800万円を超える
部分の利益が多いほど
全体でみた法人税率が高めに
なるのです。
なお、過去の赤字(繰越欠損金)が
ある場合の
法人税率の結果は参考に
なりません。
また、「法人税等」は、法人税だけでは
ありません。
法人税、法人県民税、法人事業税
法人市町村民税
の合計が、法人税等の金額なのです。
経営者、起業予定者、後継者、経営幹部
のための経営実践勉強会
参加者募集中!!


http://sanwasakamoto.blog119.fc2.com/blog-category-15.html
スポンサーサイト
カテゴリ :税金
トラックバック(-)
コメント(-)